妊娠中のトラブル~まき爪が悪化する原因と対処法~
爪が肉に食い込んでしまったり、膿ができてしまったりするまき爪。妊婦さんの場合は、妊娠が進むにつれて、まき爪が悪化してしまう方もいらっしゃいます。なぜ悪化しやすいのか、その原因をまとめてみました。
妊娠中にまき爪が悪化しやすい原因
妊娠中にまき爪が悪化してしまう主な原因は、「体重増加」「むくみ」「ケアのしにくさ」の3つです。
体重増加
妊娠すると、急激な体重の変化があります。短期間で体重が増えるため、足や爪には相当な負担がかかり、負担に耐えきれなくなることで、爪が内側に巻いてしまうのです。また、足の骨によって、さらに悪化することもあります。
むくみ
妊娠すると、足や手がむくみやすくなります。これはお腹の赤ちゃんに栄養を運ぶために、母体の血液の水分量が増えるからです。足は心臓から遠いので、血流が滞りやすく、むくみがひどくなります。そのむくみによって、爪が食い込んでしまうのです。
ケアのしにくさ
お腹が大きくなるにつれて、足の爪はケアしにくくなります。前かがみになることや、足を見えるように引き寄せる動きがキツイことから、放置気味の妊婦さんも多くいらっしゃいます。足爪のケアを放置することで、むくんだ足に爪がくい込み、悪化を招いてしまうのです。
まき爪の対処法
まき爪が悪化する原因は様々ですが、すぐ実践できる対処法に「足のむくみをとること」があります。足のむくみは妊娠が進むにつれて出やすくなりますが、下半身を冷やさないこと、マッサージをすることで抑えられます。むくみを解消することができれば、まき爪による痛みも減らせます。
その次に、「適切なサイズの靴を履くこと」も重要なポイントになります。爪が痛いからといって、大きな靴を履くことは控えましょう。大きすぎる靴は、靴と親指が接触してまき爪を悪化させることになります。自分の足型や、土踏まずがきちんとフィットしているかを確認し、自分に合う靴を選びましょう。
また、足の爪を切りすぎないことも、まき爪の対処法として有効です。爪の長さは指先と同じか、1mmほど長いくらいまで伸ばしている状態が理想です。爪の先は平らでまっすぐな形になるように少しずつ切り、角は少し整える程度にしましょう。
まき爪による痛みに、お悩みではありませんか?まき爪は自分で治療できる場合もありますが、まずはクリニックに相談してみることが大切です。茨木市にあるなかクリニックは、内科の他に外科を併設しているクリニックですので、まき爪の治療が行えます。
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まき爪の治療の他に、胃カメラでの検査・風邪・糖尿病などの治療にも対応しているクリニックですので、身体の不調にお悩みの方は茨木市のなかクリニックまでご相談ください。
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