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妊娠中は切れ痔や痔になりやすい?妊婦特有の理由と対処法を解説!

妊娠中は、黄体ホルモンや便秘などにより、痔になりやすいです。その他にも様々な要因が影響していますので、こちらでは痔になる原因をご紹介します。また、妊婦さんがなりやすい痔の種類や対処法もご説明しますので、ぜひお役立てください。

 

妊婦さんは痔になりやすい?

妊婦さんが痔になりやすい原因として挙げられるのが、黄体ホルモンの影響です。女性ホルモンには、黄体ホルモンと卵胞ホルモンがあり、非妊娠時にはこのホルモンが交互に分泌されることで、月経が起こります。

妊娠すると、卵胞ホルモンの分泌が抑えられ、黄体ホルモンを分泌し続けるのです。黄体ホルモンが多く分泌されると、腸の働きが悪くなり、便秘が引き起こされ、その結果痔になってしまいます。

また、妊娠初期から中期にかけて子宮が増大することによって、直腸から肛門周辺にかけての血管が圧迫、鬱血することも痔になる原因の一つです。さらに、妊娠中の食事、運動など、生活条件が悪くなると、痔になりやすくなります。

 

 

妊婦さんがなりやすい痔の種類

妊婦さんがなりやすい痔は、「いぼ痔(内痔核・外痔核)」「切れ痔」「あな痔」の3種類です。

いぼ痔(内痔核・外痔核)

妊婦さんがなりやすい痔の代表が、「いぼ痔」です。いぼ痔は、いきみや直腸から肛門周辺にかけての血管圧迫により、肛門周辺の静脈が鬱血し、いぼ状に腫れます。いぼ痔には、肛門の内側にできる内痔核と、肛門の外側にできる外痔核があり、それぞれ症状が異なります。

切れ痔(裂肛)

無理にいきみ、肛門周辺の皮膚が切れたり、裂けて傷になったりするのが、「切れ痔」です。妊娠中は、黄体ホルモンの影響、水分不足から便秘になりやすく、硬い便を無理に出そうとすることで、切れ痔が発生します。

あな痔(痔瘻)

肛門の周囲が化膿したり、膿のトンネルができて膿が外に流れ出るような状態の痔です。発熱をともなうことがあり、悪化すると排便以外でも激痛を感じます。症状が落ち着いたように感じても繰り返すことが多いため、早めの受診が大切です。

 

妊娠中の痔は便秘対策で予防!

妊娠中の痔を予防するには、便秘にならないことが大切です。便秘解消・予防するには、食物繊維が豊富な食物の摂取、乳酸菌の摂取、十分な水分補給(目標1日1.5リットル)を心がけましょう。

また、食物繊維には水溶性と不溶性のものがあり、便秘時には水溶性食物繊維を摂取することが大切です。以下に例を挙げます。

  • 水溶性食物繊維:りんご、山芋、わかめ、大豆、昆布など
  • 不溶性食物繊維:小豆、えのき、エリンギ、ほうれん草、キャベツなど
  • 不溶性、水溶性共に含有:納豆、牛蒡、人参、オクラ、なめこ、キウイ、プルーンなど

 

痔などのお尻の疾患は、恥ずかしいという気持ちからクリニックへの受診が遅れてしまいがちです。しかし、時には悪性の病気が隠れている可能性がありますので、早めの受診が大切です。茨木市でクリニックをお探しの方は、なかクリニックをお役立てください。

茨木市にあるなかクリニックでは、肛門科の他に、内科・小児科・外科などを併設していますので、クリニックの肛門科に通うのが恥ずかしいという方も、お気軽にご利用いただけます。突然できてしまった痔から慢性的な痔まで対応いたしますので、どうぞご相談ください。

場所は茨木市の中穂積、茨木駅から徒歩圏内にありますので、身体に何か不調を感じた場合には、ご来院ください。

 

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 名称  医療法人厚仁会 なかクリニック
 住所  〒 567-0034 大阪府茨木市中穂積1丁目2番50号
 TEL  072-631-8808
 駐車場  4台設置
バリアフリー対策を行っているため車いすの方も安心してご来院することができます。
 URL  http://www.naka-clinic.com
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