コラム

茨木市のクリニック　健診後の検査要検討信号

健康診断や検診で異常を指摘されたらどうすればよいのか困ってしまうものです。様々な病気が潜んでいる可能性があるので、早めに消化器内科を受診し検査を受けましょう。

便潜血検査の陽性の原因

便に血が混じっていないかを調べる「便潜血検査」は大腸の異常の有無を調べる目的で行います。便潜血検査で陽性になる原因として、小腸や大腸からの出血が考えられます。

• 大腸がん
• 大腸ポリープ
• 憩室出血
• 痔核
• 潰瘍性大腸炎
• クローン病
• 感染性腸炎
• 虚血性腸炎　など

これらの可能性があります。もし、便潜血検査で陽性になった場合には、自覚症状をそのまま放置せずに消化器内科で大腸カメラの検査を受けましょう。

バリウム検査の異常

「バリウム検査」の名称で知られている胃透視検査で異常を指摘された場合、下記可能性があります。

• 胃ポリープ
• 慢性胃炎
• 胃潰瘍
• 胃潰瘍瘢痕
• 胃がん
• 胃粘膜下腫瘍　など

もし異常を指摘されたら、必ず消化器内科を受診し検査を受けることをおすすめします。

肝機能の異常の原因

肝機能の異常は主に下記原因が考えられます。

• B型肝炎
• C型肝炎
• アルコール性肝障害
• 非アルコール性脂肪肝炎
• 薬剤性肝障害
• 自己免疫性肝炎
• 原発性胆汁性胆管炎
• 原発性硬化性胆管炎
• ウィルソン病
• ヘモクロマトーシス　など

肝機能の異常を指摘された場合は、血液検査と腹部超音波検査を受け、必要であればCT・MRI・肝生検の検査を行います。

健康診断や検診で異常が見つかったにもかかわらず検査を後回しにしていると、取り返しのつかないことになる恐れがあります。
土曜日でも内科や消化器内科、外科や小児外科などの診察を行っているクリニックもあるので、早めに受診しましょう。

茨木市にあるなかクリニックでは、土曜日の午前はもちろん、午後も内科・消化器内科・外科・小児外科の診察を行っております。予約制で胃カメラや大腸カメラの検査にも対応いたします。

また、いぼ痔・切れ痔などの治療や日帰り手術を行う肛門科や、巻き爪・爪周囲炎などの治療とフットケアを行う爪診療では、悩んでいるけれど恥ずかしくて話せないことにも、誠心誠意お答えしておりますので、お気軽になかクリニックまでお越しください。

茨木市のクリニックで胃カメラ　検査の流れ

ステップ1．胃カメラの予約をとる

胃カメラの検査は予約制の場合がほとんどです。まずは受診したいクリニックに胃カメラの予約をしましょう。仕事などで忙しく平日の受診が難しい場合は、土曜日も診察・検査しているクリニックがおすすめです。

ステップ2．検査前日

検査前日の夜の食事は消化のいいものを軽めにとりましょう。また、21時以降は固形物をとることは避け、水やお茶など水分のみをとってください。

ステップ3．検査当日の朝

胃カメラの検査を受ける日の朝は食事をとることはできません。リラックスできる服装で、クリニックにお越しください。

ステップ3．検査開始前

1. クリニックに到着したら、胃の中をきれいにする薬をお飲みください。
2. 喉の麻酔薬を口に入れ、完全に溶けたらお飲みください。
3. 楽に検査を受けたい方には、鎮静剤を注射いたします。
4. 喉の奥に局所麻酔剤をスプレーしたら、マウスピースをくわえてください。

ステップ4．検査開始

検査中は腹式呼吸をすることで、楽に検査を受けることができます。肩や首、喉の力を抜き、ゲップはなるべく我慢してください。検査は5～15分ほどで終了いたします。

ステップ5．検査後

検査が終了いたしましたら、医師から検査結果についてご説明いたします。
検査では空気を入れて胃を膨らませるため、おなかの張りや鈍い痛みを感じる場合がありますが、検査終了後に何度かゲップが出ることで、自然と治ります。また、食事は検査終了後1時間以上たってからとりましょう。
検査で鎮静剤を使用した場合、当日の車やバイクなどの運転は禁止です。

茨木市のクリニックで大腸カメラ　検査の流れ

ステップ1．検査までに受診する

大腸カメラの検査を安全に行うために下記を行います。

• 検査の説明
• 検査前の食事・薬の説明
• 内視鏡検査のための下剤を処方
• ご不明点やご不安を感じている点の相談

大腸カメラの前には、腸をきれいにするために事前に下剤を内服していただきます。検査までに一度クリニックにお越しください。

ステップ2．検査2日前

検査を受ける2日前から、食事制限のスタートをお願いしています。海藻類やキノコ類などの繊維の多い食物や、キウイやイチゴなどの種の多い食物はできるだけ避けましょう。

ステップ3．検査前日

食事は21時までに済ませ、以降は水やお茶など水分のみをとってください。また、処方された下剤を、事前の指示に従って飲用してください。

ステップ4．検査当日の朝

処方された下剤を事前の指示に従って飲用してください。予約した時間までにクリニックにお越しください。

ステップ5．検査開始

便が透明になったら大腸カメラの検査を始めます。検査は10分ほどで終了予定です。

一番奥の盲腸まで内視鏡を挿入し、抜きながら観察を行います。切除可能なポリープや早期がんが見つかった場合は、その場で切除を行う日帰り治療も可能です。また、入院での切除が望ましい、大きなポリープやがんが見つかった場合は、高次医療機関をご紹介いたします。何か症状があれば、その場でご説明いたしますのでご安心ください。

ステップ6．検査後

検査が終了いたしましたら、医師から検査結果についてご説明させていたします。また、ポリープの切除や組織検査を行った場合には、後日結果についてご説明いたしますのでクリニックにお越しください。